
2015.07.27 update
先日の「電柱のこと②」の続きです。
studio junaの重名くんが、僕の投げかけに答えてくれたので紹介します。
電柱って言われても興味ない人が多いと思うけれど、僕は重名君と話していてすごく楽しかったし、たまには街のこと暮らしのことを考えてみてもいいんじゃないかと。。
2回に分けてくれるみたいので、ぜひ読んでみてください。
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まずはこちらをご覧ください。
と、いうことで、「電柱のあるY字路における暮らしの可能性について」をテーマに
ちょいとばかり僕なりに考えてみました。
この敷地で最も気になるのは、やはりY字路の交点に立つ電柱です。
電柱は道路に立っているのが普通と思いこんでいたので
こういう立ち方もあるんだなと思うと同時に、この李禹煥の作品のような堂々とした立ち方が気に入りました。
電柱や電線が街の景観を乱しているという意見もあるようですが
京都のような歴史的な街並みが残っている地域ならまだしも
ほとんどの市街地では電柱がなくてもすでに景観は乱れているので、
景観の乱れを電柱や電線だけのせいにするのは
ちょっとかわいそうだなというのが私感です。
道路に立っていることで邪魔者扱いされることが多い電柱ですが
敷地の中に立っていることで、これは自分の電柱なのだという愛着(錯覚?)すら湧いてきそうです。
(電柱はあくまでも電力会社やNTTのものですので私物化しないようにご注意を。)
横尾忠則の作品のような視点に立てば(以下、横尾ビュー)
Y字路の敷地にたつ建物からは、ある種のシンボル性というか、キャラクター性を感じることができます。
一本の電柱でさえシンボリックに見えてきます。(おそるべし横尾ビュー!)
横尾ビューにおける新しい建物の見え方、つまりは建物のたち方、街とのかかわり方はないものかと
次のようなものを考えてみました。
詳しい説明は次回にしますので、
それまで平面図を見ながらここでの暮らしを想像してみてください。
written by studio juna
2015.07.24 update
2週間前に、「電柱のこと①」というタイトルのコラムを書きました。

簡単にいうと、Y字路のど真ん中に立ってる電柱が、せっかくの景色を遮っちゃうという問題(僕の勝手な問題意識)なのですが、建築家やデザイナーはどう思うのかなと思って、先週、建築やプロダクトのデザインをしているstudio junaの重名くんに、フェイスブックでこの話を振ってみました。
●コラム:Y字路の魅力→
http://goo.gl/BWXCTq
●コラム:電柱のこと①→http://goo.gl/2crVSW
そうすると重名くんからは、以下の返答がありました。
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タルト不動産の三宅さんから、この土地についてどう思うかというキラーパスが飛んできました。
見てみると、Y字路、電柱、小学校の緑など、なかなか面白そうな要素があるので、
ここを敷地にしたらどんな暮らしの可能性があるかしらと考えてみることにしました。
Y字路というと、三宅さんのコラムにも書いてありましたが、横尾忠則の「Y字路」という作品が思い浮かびます。
全体の色彩と2方向にのびていく道の先の暗さ、
その間の地形に合わせた不思議なかたちの建物の関係性がなんとも怪しくて良いです。
一般的な不動産の見方では、Y字路のような変形した土地への評価は低いようですが
土地と街との接し方は可能性に満ちていて、僕にはとても魅力的に感じます。
この敷地を見たとき、ちょうど角っこに立つ電柱が僕にはとてもシンボリックに見えました。
電柱って一般的には道路に立っているというイメージでしたが、
これは敷地の中に遠慮なく立っていて、ふてぶてしい感じがなかなか良いなと思いました。
電柱や電線は景観を壊すという理由で邪魔者扱いされることが多いですが
電柱がないからといって景観が良くなるとは限りません。
画家の山口晃さんは電柱をモチーフにした作品を度々制作しています。
電柱に何らかの強い魅力を感じているのだと思います。
Y字路、変形敷地、電柱のように、ネガティブに扱われがちな要素がある土地の価格は少しリーズナブルです。
つまり、これをポジティブな要素として感じられるデザインを考えることができれば
土地を安くゲットしつつ、ここでしかできない空間のかたちをつくることができるわけです。
では、どんなかたちが考えられるでしょうか。 つづく。
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意外にも電柱をポジティブに捉えていて。山口晃さんの引用なんかもおもしろいなあと。
なぜ重名くんにこの話を振ってみたかというと、彼は自分のHP内でデザイン893プロジェクトという企画をやっています。
デザイン893は街で気づいた課題や可能性に対して、誰にも頼まれていないのに重名くんが勝手にデザインして
勝手に発表していくプロジェクトです。
重名くんは考えていることが似てるし、勝手にこんなこと発表してるんだから、きっと僕の問題意識にも何か返してくれるんじゃないかなと思ったんです。
そして、昨日会ったときに、このY字路で家を建てるとしたら、どんなことが考えられるのか、彼のアイデアを教えてもらいました。
自分が思っていたこととは、全然違っていてすごくおもしろかった。
また二人でワイワイ話している時間がすごく楽しかった。
せっかくだから、近いうちにみなさんにも紹介したいと思っています。
studio juna a.k.a 重名空間計画→http://studio-juna.tumblr.com/
みやけ
2015.07.16 update

総社市、築50年、56㎡(17坪)の小さな平屋。長く倉庫として利用されていました。
片付けもようやくメドがたち、いよいよ活用方法を本格的に検討開始です。
賃貸として人に貸すには結構傷みがあるので、お金を掛けて直さなければいけない。
果たしていくら掛かるのか、いくらで貸して、いつ回収できるのか。
デザインによって、付加価値を生み出せるのか。
プロジェクトをレポートしていきます。