岡山都市研究楽団を結成しました。
この度、タルト不動産と、stujio junaで、「岡山都市研究楽団」というユニットを結成しました。
コラムやフェイスブックを読んでくださっている方は、なんかやってるなあくらいにはご存知かと思うのですが、最近、僕と重名くんで街のことを勝手に色々考えて、二人でワイワイ楽しんでいました。
●Y字路と電柱についてのまとめ
これってみんなはどう思うのかなあってところから始まったんですが、読んだ方からは「おもしろい」とか「考えたこともなかった」っていう反応をいただけて、嬉しかったし、とても参考になりました。
こんな感じで続けていけたら、なんかいいなあって思ったんです。
岡山に住んで、岡山をもっとおもしろがって、もっと楽しめるようなことを考えていきたいと思います。
みなさんの感想やご意見などお待ちしていますので!
みやけ
経緯は重名くんのテキストも読んでみてください。
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前回まで数回に分けて「電柱のあるY字路における暮らしの可能性について」考察してきました。
読んでくれた人がどれだけ楽しんでいただけたか分かりませんが、
やってる僕とタルト不動産の三宅さんは結構おもしろかったわけです。
一見するとネガティブな要素を含んだ土地でも
デザインの方法次第ではおもしろそうな空間に変えることができるわけです。
そういう意味で僕はデザインの力を信じているし、そこにこそデザインという行為の価値があると思っています。
これまで僕はデザイン893というプロジェクトで、岡山の街に対して勝手に提案していました。
都市空間にデザインでアプローチしていく一種の実験だと考え、
次のような3つの自分ルールのもとで不定期に発表していました。
・街を歩いていて、気になった場所があれば写真にとる。
・何かアイデアが浮かぶまでは作業をしない。
・画像をつくる作業は2~3時間でパパッとやる。
知り合いからの評判はまずまずだったし、
フェイスブックで知らない人からの「いいね」もたくさんいただいたので、
これはこれでよかったなと思いつつも、ちょっと物足りなさを感じていました。
そんなときに「もうちょっと踏み込んだ提案が見たい」と言ってくれた人がいて、
やっぱりそうよねと僕も思ったのでした。
ただ、僕一人でこのテンションをキープするのはなかなか難しい。
どんな方向で進めていこうかしらと思っていた時にタルト不動産の三宅さんと出会いました。
今年の春に東京からUターンしてきた三宅さんとは年も近く、聴いている音楽もかぶっていたし、
共通の問題意識を持っていて、すぐに仲良くなりました。
今回、不動産屋さんである三宅さんの出したお題に対して
デザイナーの僕が答えるという方法をやってみたのですが、
一般の人に不動産やデザインをもっと身近に感じてもらうための
なかなか可能性のあるやり方だなと思いました。
と、いうことで、不動産やデザインのおもしろさを伝えていくために
タルト不動産と共同で、今後もこんな感じの活動を不定期に続けていこうと思っています。
そのためにstudio junaとタルト不動産は「岡山都市研究楽団」というユニットを結成しました。
今後の活動にご注目ください。
おもしろい敷地を探している人や、その敷地にぴったりの特別なアイデアをご希望の方は
お気軽にお問い合わせください。
written by studio juna