ガラス作家さんのアトリエ style03
タルト不動産で、引っ越し先を決めていただいたお客さまに、その後の様子を取材させていただく企画。
3回目は、ガラス作家さんのアトリエです。
「小さな平屋のリノベーション」というタイトルで掲載していました。
タルト不動産/タルトデザインで、内装工事から賃貸募集まで担当させていただいたプロジェクトです。
プロジェクトレポートはこちら>>>
工事中から賃貸募集をスタートして、完成前に入居が決まったので、最後は入居者さんと一緒に塗装をしたり棚を取り付けたりしました。残念ながら、その入居者さんは、お仕事の都合で退去されることになりました。
改めて募集をしたところ、決めていただいた方が今の入居者さん。
「Yukiko Glass works」の中野由紀子さんです。
―引越しのきっかけを教えて下さい。
「新しいアトリエを探していました。
アクセスが良くて、作業ができて、荷物の出し入れがしやすくて、、、となると、なかなかちょうどいい物件が無くて。
そんな時に、知り合い二人からタルト不動産を教えてもらいました。
写真や記事などイメージがしやすかったので、サイトを毎日チェックするようになりました。
そして、この平屋の募集を見つけたんです。」
―ホームページで見たときの印象はいかがでしたか?
「写真を見た時から、ここで製作をするイメージが一気に湧きました。
窓が多くて光がきれいに差し込んでいるところ。
白く塗装し直されてシンプルなところ。
駐車場から荷物が搬入しやすそうなところなど、アトリエにちょうどいいと思いました。
よっぽどのことがない限り、ここにしようと、見に行く前から決めていました。」
実際に内見していただき、その日のうちに決めて下さいました。
僕は中野さんから問合せをいただいて、事前にガラス作品をwebで拝見していました。
お会いする前から、この人に入居して欲しいなあと思っていたので、気に入っていただけたときはすごく嬉しかったです。
また、そもそもはタルト不動産のことを、中野さんに紹介してくださった方のお陰でうまれたご縁です。
お名前は伏せますが、本当にありがとうございます。
―実際に引っ越してみていかがですか?
「やはり光がよく入るので、製作環境として良かったです。創作意欲が湧いてきます。
最近、暖かくなってきたので、窓を開けてみたのですが、風が抜けてとても気持ちいいんです。」
―これから、やってみたいことはありますか?
「裏に小さな倉庫があるので、そこにカットマシーンを置いて、製作スペースにしたいと思っています。
あと、玄関入ったところの壁を塗装してみたいなと思っています。」
―なぜガラス作品をつくろうと思われたのですか?
「もともと液体とか、気体とか、自然の中で動いているもの、流れているものを見ているのが好きなんです。
ガラスはその動いているきれいな瞬間を止めておくことができるから、やっているように思います。」
中野さんのガラス作品を見ていると、揺らいでいるように感じる時があります。
お話を聞くと納得です。
ご興味ある方は、イオンモール岡山のハレマチ特区365や、クレド岡山3階のart space MUSEEで、実際に作品を手にすることができます。
5月は京都で企画展「鹿ヶ谷サロン」に出品されます。
岡山でも、これからイベント展示を行う予定があるそうです。
Yukiko Glass works
中野さん、ご協力本当にありがとうごいます。
みやけ
All photos by タルト不動産/タルトデザイン