小さな平屋のリノベーション:企画
総社市、築50年、56㎡(17坪)の小さな平屋。
約10年、倉庫として利用されていました。このまま置いておくのはもったいないし、どうするのが良いのかというご相談でした。
既存住宅は古く、傷みがあったため、解体してアパートを建てることも検討されていましたが、土地の面積は60坪と少し小さいため、十分な収益性、安定性を見込めるプランがつくれません。
そこで既存住宅をリノベーションして、賃貸することを検討していきました。
幸い駅まで徒歩3分というロケーション、小さいながらも戸建賃貸は需要があります。ただし、室内はこのまま貸せる状態ではありません。
間取りは昔ながらの3DK。
現状では、各部屋が小さく分かれており、ちょっと暗い印象。
裏には小さな倉庫と畑がありました。
想定家賃から、リノベーション費用をどれくらいの期間で回収するか計算すると、必然的に掛けられる予算は決まってきます。
しかし、予算を抑えて原状回復しただけでは、よくある貸家の1つとして埋もれてしまいます。
そこで主に以下の2点を提案しました。
●既存の建物をできるだけ活かし(残し)ながら、不必要なものをどんどん削ぎ落とし、建物が持っている良さを浮き上がらせ、塗装や研磨によって仕上げていくこと。
●ターゲットを夫婦2人、もしくは3人家族くらいを想定し、明るくオープンな間取りに変更していくこと。
費用は最小限に抑えながら、逆に価値を高めていくことを考えています。
また、その様子をリアルタイムでレポートし、早い段階から入居希望者に向けてプロモーションしてみようと思います。
9月中の完成に向けて、現在進行形で動いているため、正直まだどうなるか分からないところもありますが、入居希望の方や、空室対策を考えているオーナーさんなど、ご興味ある方はお問合せください。
計画をご説明したり、工事途中でよろしければ現地もご案内します。
みやけ