『Scarecrow(スケアクロウ)』 オープン style_10
タルト不動産を利用してくださったお客さまに、その後の様子を取材させていただく企画。
10回目は、倉敷市南町でコーヒーとおやつの店『Scarecrow(スケアクロウ)』をオープンされた大江恭平さんです。
タルト不動産/タルトデザインは、内装のデザインと工事をお手伝いしました。
珈琲とおやつの店 改装計画 >>>
―カフェを始めるまでの経緯を教えてください。
「高校生のころから漠然とですが、いつかカフェをやりたいと思っていました。
服飾系の学校に進学して、アパレル業界で仕事に就いたんですが、その間もずっとカフェのことを考えていました。
お客さんの生活の一部になるような、日常的に使ってもらえるようなお店がやりたい。
やるんだったら20代のうちにと思って、1年くらい前から物件探しを始めました。
タルト不動産を知ったのはその頃です。」
「たまたま車で通りかかったときに、今のテナントを見つけました。
美観地区からは少し離れますが、以前から気になっていた通りでした。
まわりに小さなお店がいくつかあって、いい雰囲気だなと思っていました。
すぐに問合せたのですが、すでに申込が入っていて。。
でも、数カ月経った頃、キャンセルになったと分かりました。
そこから一気に話が進んでいきました。」
―最初にこの物件を見たときの印象はどうでしたか?
「以前は、魚屋をされていたそうです。
広さがちょうど良かったのと、入口のオープンな感じが気に入りました。
ただ傷みや汚れがあったので、内装をどうしようかなと思いました。
工事業者さんを紹介してもらったりしたのですが、あまりピンとこなくて。
そこで別件で問合せをしていたタルトさんに相談をしました。」
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大江さんから相談をいただいて、一緒に現地を見に行きました。
地域の人たちに、日常的に使ってもらえるようなお店にしたい。
カウンター席をつくって、一人でも気軽に来てもらえるようにしたいなど、具体的なお話をうかがいました。
それから約2ヵ月、打合せを重ねて工事はスタートしました。
―工事中は大江さんも塗装をしたり、棚をつくったりされましたがいかがでしたか?
「すごく楽しかったです。
タルトさんと相談して、内装は最初からあまりつくりこまず、お店をやりながら変えていくことができるようにしました。
これからも手を加えていきたいです。
また現地で作業をしていると、近所の人にたくさん声を掛けてもらいました。
オープンに向けて、ちょっとずつ街の人たちとの距離が近づいていく気がしました。」
―オープンをしてみていかがですか?
「一人でいらっしゃって、本を読んだり、仕事をしたり。
友達や子供連れでいらっしゃって、お話をされていたり。
工事中から気にしてくれていた近所の人たちも、最近ではリピートしてくれるようになりました。
幅広い年代の方に使ってもらえて嬉しいです。」
―どんなメニューがありますか?
「ドリンクはコーヒー、紅茶、ココア、ジュースがあります。
コーヒーはBESSO COFFEE さんに協力してもらって、オリジナルブレンドを提供しています。
しっかりと飲んでいただきたいのでマグカップでお出しします。
毎日でも飽きないような、すっきりとしたブレンドにしています。
またコーヒーに合うようなおやつを、店内でつくっています。
ガトーショコラ、チーズケーキ、タルト、シフォンサンドといったケーキから、
マフィンやクッキー、ビスコッティがあります。
テイクアウトもできますのでお気軽におっしゃってください。」
―今後はどんなお店にしていきたいですか?
「いずれ、フードの提供をしていきたいと思っています。
あと夜は21時まで営業しているんですが、お仕事の後に利用してもらいやすいように、営業時間も見直していこうと思っています。
お店の情報は、フェイスブックやインスタグラムをチェックしてみてください。」
「スケアクロウは日本語にすると”かかし”なんですが、目印といった意味もあるんです。
街や生活に溶け込んで、色んな人たちの目印になれたらと思っています。」
『 coffee&more Scarecrow 』
岡山県倉敷市南町1−37
営業日/不定休(*フェイスブックで確認ください。)
営業時間/10時~21時
facebook / instagram
All photos by タルト不動産/タルトデザイン