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「Y字路」の魅力

先日は「T字路」の物件を紹介しましたが、似たようなロケーションで「Y字路」にも強く魅かれます。

最初は横尾忠則さんの「Y字路」という作品に出合ったのがきっかけです。

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横尾忠則 猫のいるY字路( 2008年)

 

不動産や建築の仕事をしていると、たまにこのロケーションに出会います。やはりいびつな形がすごく違和感があって頭に残ります。そして右に行こうか左に行こうか、どっちへいこうかと思いめぐらせます。人生は常に選択の連続なのです。

Y字路は不動産の価値としてみると、形が鋭角になっていて使いにくいことから評価は低く売れ残っていることが多いかもしれません。しかしランドマークのようなロケーションですから建物は目立ちますし、ヴォリュームも変形する場合が多く、デザイン次第ではキャラクターになると思います。

実はタルト不動産の事務所も「Y字路」に建っています。そこに魅かれてこの場所を選んだような、そうでないような気がします。

 

みやけ

 

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T字路リノベーションハウス  29,680,000円 / 4LDK(156.56㎡) 岡山市北区春日町

 

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Y字路、雁行マンション R307・66,000円/月・1LDK(40.37㎡) 岡山県倉敷市笹沖

 

P1040197Y字路に建つ、8坪の狭小住宅 55,000円/月・3K(53.87㎡)岡山市北区富町

 

 

総社芸術祭2015 心のひだ・きびの美術 -遠との共鳴-於宝福寺

外出したついでに宝福寺(雪舟が修行したことで有名な)で開催されている現代アートの展覧会をみてきました。

明日5/6まで、総社では芸術祭を開催しており、いくつかの会場で芸術に触れることができます。

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今日は天気が良かったので、外の明るさと展示されている会場の薄暗さとのコントラストがよりくっきりしていて、とてもいい雰囲気でした。

現代アートの力強さと、それを包み込む歴史ある和の建築は素晴らしい共演でした。

芸術祭をしていない時でも宝福寺は、静かな中に鳥や虫の鳴き声とたまに伯備線が走る音が聞こえる穏やかなお寺なので、気分転換にはおすすめです。

会場は撮影禁止だったので、作品の写真はないのですが、お寺の緑がきれいだったのでそちらをいくつか。。

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自分を見つめなおす、デザインと機能性

お店をオープンするにあたって色々な準備をしてきましたが、その中で12年使ってボロボロになっていた名刺入れを新調することにしました。

何にしようかと、相当数見て触って1ヵ月くらい迷って決めたものがこちら。

C-_Users_taartdesign_Desktop_IMG_3084CORGA http://corga.ruboa.com/index.html

最初、ネットで画像を見つけて、明らかに他の名刺入れとは違うシャープなデザインに魅かれました。素材は牛皮、カラーはムーミンみたいなブルーグレイを選びました。

どうやって、名刺を収納しているかというと、、、

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中にマグネットが仕込まれていて、取り出すときはパタパタと開いていきます。

どう考えても名刺交換をするとき、時間が掛かるし収納できる枚数も20枚くらいだし、機能的ではないのではないかと思い、デザインに魅かれながらも3日悩みました。私は見た目のかっこよさだけだけのデザインというものがあまり好きではありません。機能性から考えられたデザイン、美しさが大切だと思っています。

なぜ、この名刺入れにしたかというと、自分を見つめなおして、機能性というものを考えなおしたからです。

以前、12年使っていた名刺入れは、皮が柔らかく、枚数もかなり入りました。だから気が付くと。名刺の整理もせずどんどんたまっていって名刺入れがパンパンに膨れていました。そこにモノに対する愛着は薄れ、美しさはありませんでした。こんな名刺入れの使い方をしている私をみて、お客様はどう思うだろうと考えたとき、これではダメだと思いました。

そして、このシャープな名刺入れに向き合ってみると、他には考えられなくなっていました。

そもそも20枚くらいしか入りませんから、こまめに整理せざるを得ません。

もう一つ、パタパタときれいに閉じられているため、名刺交換の際に少し時間が掛かります。さっと出せた方がスマートかもしれないけれど、ゆっくりでも丁寧に取り出してお渡しした名刺だって感じは良いのではないかと思います。

建築家 西沢立衛氏の著書でも、以下のように書いてありました。

「機能的であることを、(使いやすいかどうか)という問題ではなくて、「使いたくなるかどうか」もしくは「その空間は使いがいがあるかどうか」という問題と理解した。「機能→使いやすいかどうか」と翻訳すると、なにか機能というものが息苦しくなっていくというか、機能ということが利便性とか経済性みたいな方向になっていくが、「機能→その空間を使いたくなるかどうか」と思い直すと、それはもっと快楽的な問題となる。

デザインを考えることは、自分を見つめなおすきっかけになります。

三宅

 

タルトのお店

床面積9坪、もともとヘアーサロンだったスペースからリノベーションしたタルト不動産の小さなお店をご紹介します。

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■所在地:総社市中央2丁目

■構造:鉄骨造3階建て1階部分

■面積:32.20㎡(9.70坪)

■デザイン:taart design

■家具製作(カウンター、センターテーブル、ワークデスク、ブックシェルフ):taart design

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この物件は約20年、地域の人たちに親しまれた床面積9坪の小さなヘアーサロンでした。顧客が落ち着いてサービスを受けられるよう、高い棚によって空間は2つに分かれており、少し閉鎖的な印象でした。

不動産・住宅の店舗へと転換(リノベーション)するにあたり、2つを意識しました。1つは誰でも気軽に入りやすい明るく開かれた空間にすること。もう1つは用途を限定するのではなく、ショップのようなオフィスのようなリビングのようなフレキシブルで居心地の良い場所にすることです。

まず全体的に暗い印象だったグレーを基調としたカラーを、白と木の暖かみのある素材へと変更していきました。

次に空間を2つに仕切っていた高さ1200mmの棚を取り外し、シナランバーで制作した高さ700mmの棚に変更することで、見通しがよくなりワンルームの空間となりました。

美容院時代の洗面ボウルは、そのまま手洗い場として機能的だったことと、撤去にコストをかけるよりも受け継いでいくストーリーを意識して残すことにしました。

9坪というワンルームの小さな空間にカウンターエリア、デスクエリア、ソファエリアの3つの場所をつくっています。打ち合わせをしたり、デスクワークをしたり、コーヒーを飲みながら読書をしてくつろいだり、その時の気分に合わせてどの場所でも誰でも自由に利用することができます。

 

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