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鉄のはさみ

日常的に使うものって、機能的でいて、デザインにもこだわりたいと思うのですが、結構前からしっくりくるはさみを探していました。

持ち手がプラスチックのはさみが多いのですが、ちょっと味気ない気がしていて。ダイレクトに鉄の素材を感じた方が気持ちいいんじゃないかなあって、大した話じゃないんですが何となく思っていました。

たぶん子供のときに、おばあちゃんが持っていた鉄の大きな裁ちばさみを使って、広告をざくざく切っていた記憶なんじゃないかなと思います。でも裁ちばさみを仕事で使うには大きいし、糸切りばさみだと紙は切りにくいし。その真ん中くらいのはさみがあるといいんだけどと思いながら、文房具屋さんや、雑貨屋さんに行くたびに探していました。

そしてついに見つけたんです。

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全長約13センチ、ボールペンよりちょっと小さいくらいのサイズです。鉄のはさみで、持ち手のところだけ赤くペイントされています。まさにはさみというシンメトリーでシンプルなデザイン。微妙にカドが丸っこいところが絶妙だと思いました。

だいぶ年季が入っていて、ところどころ錆びています。でも試しに持っていた紙を切ってみるとサクサク切れました。何となく頭の中で思っていたイメージが、形になると本当に嬉しいんです。

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このはさみは岡山の奉還町にあるakizuさんで買いました。タルト不動産をオープンするにあたって、グラスやスプーンなどもakizuさんで買い足しました。こちらのお店に行くと、ノスタルジックな気分になるのは間違いないけれど、それ以上にグッドデザインだし、次は僕が大切に使い続けていこうと思うのです。

これは僕が不動産に対する思い、考えとも同じなんです。

鉄のはさみは、いまペン立てにちょうどよく収まっています。

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