宝福寺で座禅体験

雪舟が涙で鼠を描いたことでおなじみ、総社の宝福寺で座禅体験をしてきました。

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「暁天座禅」といって8月1日〜5日まで毎年されています。他にも毎月第二日曜は定例座禅会をやっているそうです。

朝の4時30分~受付開始、まだ薄暗い中、40-50人くらいの方が続々と集まってこられます。

簡単な説明を受けて、約1時間の座禅スタート(30分×2回)

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あぐらを組んで、静かに、ゆっくり、精神統一、、、と思っていましたが、めちゃめちゃきつい。。

背筋をピンとして、アゴをちょっと引いて、じっとしていることがこんなにきついなんて。。自分の忍耐力の弱さに情けなくなります。。

座禅というと肩のあたりを棒(警策)でパシーンと叩いていただくアレ。自己申告制で、合掌するとやってもらえます。ダメダメな僕は2回、計8発やってもらいました。めちゃ痛い。。

でも、だんだんと夜が明けていくお庭の景色を見つめながら、蛙や蝉、鳥の鳴き声が響きわたる中で、自分としっかり向き合える時間はすごく貴重でした。

 

その後、約1時間ほどご住職の法話。

世の中が豊かに、便利になっていく中で、失われていくものがある。例えば日本の文化(礼儀作法、所作など)だったり、人との関わり・コミュニケーションなど。

生活に必要なものだけ、どんどん研ぎ澄ましていくと、そこから削られていくものもあって。実はそこに目に見えない何か意味があったり。

近代化を否定する訳ではなく、何が良くて、何が悪かったのか、気づくこと、分かっていることが重要だと教えていただきました。

こうした座禅なんかもそうだなあと。

最後にお経を唱えて、濃い目の梅茶をいただいて座禅体験は終了です。

 

この後、僕は朝食もいただきました。(オプション+300円)

白飯、沢庵、梅干し、お味噌汁をささっといただきます。

沢庵を1枚だけ残しておいて、茶椀にお茶を注いでもらい、沢庵でくるくるっときれいにして、すべてをおいしくいただきました。

 

朝からとっても得した感じ。

宝福寺の「暁天座禅」は8/5(水)がラストなので、ご興味ある方はぜひ!

臨済宗東福寺派 井山宝福寺 岡山県総社市井尻野1968

*タルト不動産から車で10分くらいです。

 

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みやけ

洋バサミ

以前に古い鉄のはさみを買って、これは理想的だ!と思ったんですが、また同じくらい理想的なはさみを見つけました。

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倉敷駅前の商店街にあるタバコと文房具を売ってる小さなお店。そこの店先に古くて売れ残ったものを半額くらいにして置いている中にありました。

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これ以上ないくらいシンプルな鉄のはさみ。シャープなフォルムもかっこいい。

少し錆があったので、軽く磨いて油をさしたら完全復活。サックサク切れます。

こんな理想的なはさみが120円!ありがたいです。。

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目玉クリップも1コ10円。

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普遍的にいいデザインのものは大切にしたいです。

 

みやけ

Y字路と電柱についてのまとめ

7月の初めくらいからstudio junaを巻き込んで往復書簡的にやっていた企画なんですが、ここでまとめておきます。

①7/10 電柱のこと①

②7/24 電柱のこと②

③7/27 続・Y字路と電柱についての考察

④7/29 続・続・Y字路と電柱についての考察

詳細は面倒ですが、①から順番に読んでみてください。

 

そもそもなぜ僕が電柱に引っかかったかというと、眺めの良い景色を遮ってしまうから。

Y字路の先端に立っているモノ、景色としてみるとシンボリックだけれど、敷地の中から見ると電柱は邪魔でしかなかったんです。

P1110844こっちからみるとシンボリック

P1110809こっちから見ると景色を遮る邪魔な電柱

だから僕はどうやって、その電柱を隠しながら、景色のいい部屋をつくろうかと考えていました。(別にクライアントはいないので勝手に。)

モヤモヤしてた時に、ふと思ったのは2つ。

①こんなことみんなは気にしないんだろうか。

②建築家やデザイナーはどう考えるんだろうか。

 

そこでまずはモヤモヤしたコラムをそのまま投稿してみました。

ある方からは「そう言われたら気になるけど、言われなかったら気にしない。景色とか考えたことない。」という反応があって、リアルな気がしました。

岡山に住んでいると、田んぼも山も当たり前にあるから、わざわざ部屋から見ようとは思わないのかも。

また外を見るということは、同時に外から見られる可能性もあります。見たいよりも見られたくないが強い方もいるのでしょう。

僕は単純にくつろぐ場所だったりごはんを食べる場所から、緑が見えたり、眺めが良かったら気持ちいいなと思うんです。外から見られなくすることは何とかできますし、自分が思っているほど見られてなかったりもします。

もしかしたら僕が岡山を離れていた期間が長かったから、景色のことを考えるようになったのかもしれません。

 

次に、建築や家具のデザインをやっているstudio junaの重名くんに話を振ってみることにしました。

重名くんはけっこうおもしろがってくれて、最後はプランまで考えてくれました。

彼の考えがおもしろかったのは、Y字路に建つ電柱のシンボリックなところを、よりシンボリックに敷地全体を使ってデザインしていったところ。

Yjiro
 

電柱が家を分ける径の前に立つことで、存在感を持ちながら、外部からの視線や気配を遮りやんわりとですが安心感をもたらします。

そこで生まれた径によってできるあいまいさがまたおもしろい。外なのか中なのか、住居なのか店舗なのか、色々な可能性を感じます。

このプランは電柱なしでは考えられないんです。僕が邪魔だと思っていた電柱が、今では愛すべきマイ電柱になりました。

 

今回、僕が何となく引っかかっていた小さな問題ですが、重名くんのお陰で、すごく広がりがあった気がします。

コメントやメッセージをくださったり、一緒に考えてくれる方もいました。

みなさん本当にありがとうございます。

一人だとモヤモヤしてたけれど、誰かと話してみると、意外なことに気付くことができます。

1つのアイデア、デザインで、モノの見方、考え方が変わることもあると思うんです。

何より、重名くんとワイワイ話したり、考えたりする時間はすごく楽しかった。

なかなか横のつながりの少ない業界だけど、一緒に何かするっていいなと思いました。

また読んでくださった方が、少しでもライフスタイルを考えるヒントにしてもらえると嬉しいです。

こんなことを、ちょっとずつでも続けていきたいと思います。

 

みやけ

 

 

続・続・Y字路と電柱についての考察

前回の続きです。studio juna重名君のおもしろい考察です。ぜひ読んでみてください。何かしら発見があるかも。。

僕も近日中に、一連の流れをまとめようと思います。

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top
横尾ビュー(前回参照)においては、V字に道が分かれてその間に
建物があるという見え方が定番パターンなのですが、
そのまま真っ直ぐ道を伸ばして、建物をふたつに分けてみました。
道とは言ってもこれは敷地の中にあるわけですから、
道路的な見え方はしているけれどもプライベートな性格を持ち合わせた径(みち)になります。
敷地の仕上を道路と同じアスファルトにしていることもポイントで
道路と敷地、街と家との境界を曖昧にしています。
径があることで視線が抜けるので、マイ電柱の存在感もキープしつつ、
その向こうに一本の木が見えるという独特な構図を獲得できるわけです。
では、建物の中を見ていきましょう。

 

living2
径を挟んで2つの三角形の建物が、2階のブリッジでつながっているという構成です。
2階へは左側の三角形からしか行くことができないので、
1階の右側の三角形は独立したハナレのような性格の空間になっています。
どんな生活が想像できるでしょうか。

右側の三角形は小さいながらもキッチンとシャワースペースがあるので、
ここだけでひとつの住戸として使用することができます。
径を中庭のようにとらえて、2世帯で暮らしてみたり、
径を挟んだ御近所さん感覚で、賃貸に出すこともできます。
初めての一人暮らしをする学生には、味気ないワンルームアパートよりも安心できる「家」になるのではと思います。
airbnbのようなしくみを使ってゲストルームにするのも良いかもしれません。
いずれにせよ、径は豊かなコミュニケーションの空間となるはずです。

 

living
自宅で小さなお店をやってみたい人や、自宅を事務所として使いたい人にもぴったりです。
自宅(左側の三角形)から仕事場(右側の三角形)へ行くには一度外部空間に出ることになるので
生活モードと仕事モードの切り替えのきっかけにもなります。
もちろん、テナントとして貸し出しても良いです。

 

table
他にも、径を縦断して左右の三角形をひとつの空間として使ってホームパーティをしたり、
普通の家ではできそうにないような使い方も素敵かもしれません。
個人的な意見ですが、一般的な住宅は、ここがリビング、ここが寝室、というように
使い方が決められていることが多く、それ以外の使い方をなかなか許容してくれません。
もっと自由に、住み手の想像力を刺激するような空間をつくりたいなと僕は日々考えています。
あまり説明しすぎると、みなさんの想像の邪魔になるかもしれないので
今回はここらへんまでにしておこうかと思います。

最後に、これはあくまでここでの暮らしの可能性のひとつにすぎず、
住む人に合わせてちょっとだけ変更することはもちろん、ガラッと変えることも可能です。
気になった方はstudio junaかタルト不動産にお気軽にお問い合わせください。

studio juna
http://studio-juna.tumblr.com/

タルト不動産
http://taart-design.com/

 

written by  studio juna

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