「紙事」 渡邊さんの家 style_11

タルト不動産を利用してくださったお客さまに、その後の様子を取材させていただく企画。

11回目は、「紙事の渡邊絢さんです。

渡邊さんは、「紙」を扱ったお仕事をされています。

●P2260127
 

最初に問合せをいただいたのは、2016年の6月でした。

実家のある九州から電車を乗り継いで、総社のタルト不動産まできてくれました。

 

―どうして岡山へ移住しようと思われたんですか?

「仕事柄、全国の色々な場所にいく機会があります。

その度に、どこか落ち着いて生活のできる場所を探していました。

長野県や山梨県など、いくつかリストアップして、賃貸情報を見たりしていました。

そんな時に、パッと岡山のことを思い出しました。

岡山には何度か来たことがあって、良い印象を持っていたんだと思います。

改めて街を歩いてみると、住みたいと思うような家がいっぱいありました。 

なんか良いかもしれないと思っていたら、ちょうど岡山で仕事の話がきたんです。

それから移住のことを真剣に考え始めて、物件を検索しているときにタルト不動産をみつけました。」

 

渡邊さんは、アトリエ兼住居となるような、戸建てで古くて小さな家を探していました。

最初にいただいたメールの中に印象的な言葉がありました。

 

「エリアとしてのこだわりはなく、縁がある場所と家に出会えたら、そこかな、という感じで思っています。」

 

渡邊さんにちょうど良さそうな、小さな平屋のことが思いつきました。

お話をうかがったあと、そのまま内見へ行くことになりました。

タルト不動産では、「改装可・60’S平屋」というタイトルで紹介していた家です。

P1800891before

P1800854before

 

―内見してみていかがでしたか?

「土壁の色や、床の間の感じが、小さい頃大好きだった祖父母の家によく似ていたんです。

ただいまっていう感じでした(笑)。

間取りもちょうど良くて、それぞれの部屋にちゃんと役割ができそうでした。

うん、はじまるな、という気分になりました。」

 

●P2260179
 

P2260040
 

●P2260187
 

●P2260110
 

―住み始めてみていかがですか?

「8/1に引っ越してきたので、半年くらい経ったのですが、もっと長く住んでいる気がします。

オーナーさんが、引っ越し前には近隣の方へご挨拶をしてくださっていました。

だからご近所さんとはすぐに仲良くなることができて、夏にはすだれをつけてくれたり、食べ物を差し入れしてくれる方もいます。

女性の一人暮らしなので心配なこともあるのですが、守られてるなあと感じます。」

 

P2260043
 

P2260154
 

●P2260194
 

P2260201
 

「庭では野菜やハーブを植えています。

買わないでもいいくらい、よく育つんですよ。

今は麦にチャレンジしています。」

 

P2260063
 

P2260066
 

●P2260081
 

●P2260089
 

―どうして紙を使った仕事をするようになったんですか?

「以前は編集の仕事をしていました。

でも、全然違う部門へ異動になったことをきっかけに、今後の仕事について考えました。

私は小さいころから「紙」を集めることがすごく好きなんですが、どうにか紙に関係した仕事ができないかと思うようになりました。

そんな時に友達からもらったクライスターパピアを思い出しました。

クライスターパピアは、南ドイツを起源とする中世の紙染め技法のことです。

自分でもできるようになりたいと思い、すぐにドイツへ行って修行してきました。

日本に帰ってきてからは、紙を使った様々な仕事をしています。」

 

●P2260072クライスターパピア:渡辺さんの作品

 

●P2260135
 

―岡山ではどんな活動をされていますか?

KAMIORI KAORIさんのブティックでは『あなたのローマ字を整える』という文字の教室を行っています。

例えば手紙を読むと、その人の筆跡だからこそ言葉が声となって聞こえてきます。

お手本通りの文字ではなくて、人それぞれの気配が感じられるようなローマ字を探すお稽古の場です。

カリグラフィーの道具をベースにしつつも、ルールやテクニックに囚われない自分にしっくりとくる文字を一緒に探してゆきます。

ちょっとした一言やサインを、ひと手間さらっと書き添えるようになる日々を目指しています。

2月からは津山のVegetarian cafe Bonheur ボヌールさんでも行っています。」

 

「 紙事 」 instagram

 

かみごと【紙事】

《名》1.人が生まれたときから装備しているはずの感覚や勘のようなものを思い出させたり引き出すための紙しごとをするひと 2.紙でさまざまな間をつなぎ、残してゆくガイド。 3.“人と人”、“過去と現在”、“現在と未来”、“国と国”や“人と忘れ去られそうな小粋な習慣”などを紙を使って繋げるべく、紙で様々な試みをしているところの屋号。紙を折ったり、切ったり、選んだり、染めたり、紙に書いたり、紙にまつわるあらゆる方法を組み合わせて紙しごとを行なう。4.別名、“紙の人”ともよく言われる。

 

●P2260131
 

(All photos by タルト不動産/タルトデザイン)

厚生町のマンションリノベーション②

厚生町のとあるマンションの一室。

不動産仲介から、リノベーションの工事までお手伝いしているプロジェクト。

室内の解体工事に着手しました。

およそ2日間で、ほとんどスケルトンに近い状態にしていきます。

解体前の写真はこちら>>>

 

●1日目

P2240517
 

P2240529
 

P2240522
 

●2日目

P2250029
 

P2250041
 

P2250048
 

P2250056
 

P2250026
 

解体してみると、壁にはGLボンド(だんご)が、しっかりとくっついていました。

できるだけこそぎ取ると、コンクリートの壁には、まるい模様がポンポンポンと残ります。

多くの場合、この壁を隠すのですが、今回はこのまま。

天井もつくらないので、配管や配線は剥き出しです。

 

続いて現場は、配管、配線工事、木工事へと進んでいきます。

三宅

 

P2250067
 

P2250127
 

P2240571
 

(All photos by タルト不動産/タルトデザイン)

厚生町のマンションリノベーション①

岡山駅まで徒歩17分。

北区厚生町。

築30年を超える分譲マンション。

昨年、その1室が売りに出ていました。

部屋を見に行くと、設備は古く、傷みや汚れもあるそれなりの状態。

言い換えると、リノベーションしがいのある状態。

これは面白いと思い、早速、『厚生町リノベ前の部屋』としてサイトでご紹介をしました。

 

数件の問合せがあった中で、1組のお客さまが購入を決められました。

その方は、偶然にも同じマンションの別の階に住んでいました。(賃貸で)

生活の利便性、住人同士のコミュニティを、すでによく分かっていたのです。

 

購入と並行して、室内を改装する打合せも重ねました。

プロジェクトの設計は、マンションを購入したクライアント自身(設計経験あり)。

自分の住まいを、自分でデザインされます。

 

今回、タルト不動産/タルトデザインは、マンションの仲介、リノベーションの工事をお手伝いさせていただきます。

こちらで完成までレポートしていきます。

 

P2000446before

P2000535before

P2000464before

P2000503before

P2000544before

P2000558before

『Scarecrow(スケアクロウ)』 オープン style_10

タルト不動産を利用してくださったお客さまに、その後の様子を取材させていただく企画。

10回目は、倉敷市南町でコーヒーとおやつの店『Scarecrow(スケアクロウ)』をオープンされた大江恭平さんです。

タルト不動産/タルトデザインは、内装のデザインと工事をお手伝いしました。

珈琲とおやつの店 改装計画 >>>

P2220579
 

―カフェを始めるまでの経緯を教えてください。

「高校生のころから漠然とですが、いつかカフェをやりたいと思っていました。

服飾系の学校に進学して、アパレル業界で仕事に就いたんですが、その間もずっとカフェのことを考えていました。

お客さんの生活の一部になるような、日常的に使ってもらえるようなお店がやりたい。

やるんだったら20代のうちにと思って、1年くらい前から物件探しを始めました。

タルト不動産を知ったのはその頃です。」

 

「たまたま車で通りかかったときに、今のテナントを見つけました。

美観地区からは少し離れますが、以前から気になっていた通りでした。

まわりに小さなお店がいくつかあって、いい雰囲気だなと思っていました。

すぐに問合せたのですが、すでに申込が入っていて。。

でも、数カ月経った頃、キャンセルになったと分かりました。

そこから一気に話が進んでいきました。」

 

P1960364
 

―最初にこの物件を見たときの印象はどうでしたか?

「以前は、魚屋をされていたそうです。

広さがちょうど良かったのと、入口のオープンな感じが気に入りました。

ただ傷みや汚れがあったので、内装をどうしようかなと思いました。

工事業者さんを紹介してもらったりしたのですが、あまりピンとこなくて。

そこで別件で問合せをしていたタルトさんに相談をしました。」

 

P1960301before

P1960310before

 

大江さんから相談をいただいて、一緒に現地を見に行きました。

地域の人たちに、日常的に使ってもらえるようなお店にしたい。

カウンター席をつくって、一人でも気軽に来てもらえるようにしたいなど、具体的なお話をうかがいました。

それから約2ヵ月、打合せを重ねて工事はスタートしました。

 

P2060680
 

―工事中は大江さんも塗装をしたり、棚をつくったりされましたがいかがでしたか?

「すごく楽しかったです。

タルトさんと相談して、内装は最初からあまりつくりこまず、お店をやりながら変えていくことができるようにしました。

これからも手を加えていきたいです。

また現地で作業をしていると、近所の人にたくさん声を掛けてもらいました。

オープンに向けて、ちょっとずつ街の人たちとの距離が近づいていく気がしました。」

 

P2220575
 

―オープンをしてみていかがですか?

「一人でいらっしゃって、本を読んだり、仕事をしたり。

友達や子供連れでいらっしゃって、お話をされていたり。

工事中から気にしてくれていた近所の人たちも、最近ではリピートしてくれるようになりました。

幅広い年代の方に使ってもらえて嬉しいです。」

 

P2220653
 

―どんなメニューがありますか?

「ドリンクはコーヒー、紅茶、ココア、ジュースがあります。

コーヒーはBESSO COFFEE さんに協力してもらって、オリジナルブレンドを提供しています。

しっかりと飲んでいただきたいのでマグカップでお出しします。

毎日でも飽きないような、すっきりとしたブレンドにしています。

またコーヒーに合うようなおやつを、店内でつくっています。

ガトーショコラ、チーズケーキ、タルト、シフォンサンドといったケーキから、

マフィンやクッキー、ビスコッティがあります。

テイクアウトもできますのでお気軽におっしゃってください。」

 

P2220673
 

P2220684
 

P2220621
 

―今後はどんなお店にしていきたいですか?

「いずれ、フードの提供をしていきたいと思っています。

あと夜は21時まで営業しているんですが、お仕事の後に利用してもらいやすいように、営業時間も見直していこうと思っています。

お店の情報は、フェイスブックインスタグラムをチェックしてみてください。」

 

「スケアクロウは日本語にすると”かかし”なんですが、目印といった意味もあるんです。

街や生活に溶け込んで、色んな人たちの目印になれたらと思っています。」

 

P2220714
 

『 coffee&more Scarecrow 』

岡山県倉敷市南町1−37

営業日/不定休(*フェイスブックで確認ください。)

営業時間/10時~21時

facebook / instagram

 

P2220723
 

All photos by タルト不動産/タルトデザイン