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工房のある家 style_02

タルト不動産で、引っ越し先を決めていただいたお客さまに、その後の生活の様子を取材させていただく企画。

2回目は、九州から岡山県総社市に移住してこられたご家族の家。

タルト不動産では「昭和の家+納屋+倉庫+ガレージ+畑」というタイトルで紹介していました。

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お客さまは、「工房正島」の正島さん。

ご主人は主に器(陶器・磁器・耐熱器)をつくり、奥さまは布のものや紙のものなどをつくっています。

1997年に群馬県でスタートし、2006年には福岡県に移転、そして2015年、岡山県へと移ってこられました。

P1760630工房正島」 片手土鍋

 

―引越しのきっかけを教えて下さい。

「それまでは、福岡県の久留米市に工房がありました。しかし、その建物を退去しなければいけなくなり、本格的に引っ越しを考えはじめました。」

 

―どうして岡山の総社を選ばれたんですか?

「ちょうど親族が岡山に住んでいる縁から、引っ越し先に岡山を考えていました。

最初は、海の近くがいいなと思って、児島、玉野、下津井など見てまわっていたのですが、なかなかピンとくる物件に出会えず…。

そんな時に知り合いから総社が住みやすいという話を聞き、探してみることにしました。

またおもしろい不動産屋が総社にあると紹介してもらい、タルト不動産を知りました。」

 

タルト不動産を知ってくださった経緯には、とてもありがたいご縁がありました。

知り合いの、知り合いの、知り合いの方(僕がお世話になっている方)が紹介してくださり、みなさんが繋いで下さいました。

お名前は伏せますが、本当にありがとうございます。

 

―家を見に来た時の印象はどうでしたか?

「実はタルト不動産のサイトで、この家を見つける前に、別のサイトで物件のことは知っていました。

その時に載っていた写真を見ると、周りの家が近そうに感じて見送っていました。

工房をするとなると、近隣の方との関係も重要なんです。

タルト不動産で写真を見るとそんなことは無さそうでしたし、色々な写真が載っていて、工房と生活のイメージができました。

実際に来てみて、イメージ通りだったので、すぐに決めることができました。」

 

正島さんは、最初から家の手直しは自分でするとおっしゃっていました。

福岡の工房も自分でされたみたいなので、どんな家になるのか、すごく楽しみにしていました。

2015年末に引っ越してこられて、久しぶりにお電話するとだいぶ工事が進んだとのことで、久しぶりにうかがってきました。

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もともと分かれていたダイニングキッチンと和室の壁を取ってをワンルームに。

壁付けだったキッチンを移動して斜めに配置。

天井を抜いて梁をあらわしにし、開放感のあるLDKになっていました。

 

以前のダイニングキッチン。

P1130180キッチン(before)

P1130184ダイニング(before)

P1130242横にあった和室(before)

P1740460リビング・ダイニング・キッチン(after)

 

―ほんとに2人でされたんですか?!

「はい、2人で2ヶ月くらいかけて、コツコツやりました。

つくっているときはまだいいんですが、解体が本当に大変で。。

壊しながら、どうするか考えていたので、先がなかなか見えず、肉体的にも精神的にも疲れました(笑)。

でも、まだまだ途中なんです。壁を塗装したいし、窓もつけたい、キッチンもむき出しだし。。

終わりはないのかもしれません。」

 

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続いて窯を見せていただきました。ここはもともとガレージでした。

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続いて、作業場へ。ここは納屋でした。

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―納屋が作業スペースになったんですね!

「そうなんです。ここも解体が大変で(笑)

でも解体しただけで、ほとんどそのままなんですよ。

以前の工房より広くなって、とても使いやすいです。」

 

僕にとって、納屋は思い入れがありました。

以前の写真を見ると、今の作業スペースの引き戸と同じです。

タルト不動産で募集をしていたとき、ページのメインカットにしていました。

P1130346納屋から畑を見る(before)

 

他にもたくさん良い写真はあったのですが、なぜか迷わず、納屋から畑を見ている写真をメインにしました。

この家は売りに出されて、しばらく人が住んでいませんでした。

しかし、売り主さんが、空気の入れ替えと、畑の野菜を見に、定期的に来ていました。

僕が写真を撮りに行った時も、売り主さんは畑仕事をしながら、この家のことを色々と教えてくれました。

お父さんが頑張って建てた家。

家族5人が暮らした思い出の家。

この納屋は真っ暗で、埃っぽくて、モノがあふれていたけれど、畑仕事をするときは写真のようにイスを置いて、唯一まだ使われていた場所。

扉の先に見える光がとてもきれいに見えました。

 

こんな風に住み継いでもらえると、本当に嬉しくなります。

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―最後に、これからのことを教えてください。

「展示スペースをつくる予定にしています。

作品を実際に見て、触れてもらえる場所にしていきたいと思っています。」

 

正島さんがおっしゃるように、この家に終わりは無さそうです。

また展示スペースができましたら、タルト不動産でも告知させていただきます。

正島さん、ご協力本当にありがとうごいます。

みやけ

 

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All photos by タルト不動産/タルトデザイン